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「蒼穹の絆1-10」 ―仲間・家族・恋人― その日は、朝から夕方まで俺は基地防衛隊に射撃訓練を実施して忙しく過ごした。基地防衛隊の主力は 対空砲兵。なので、クレー射撃がもっぱらとなる。散々な結果を残した防衛隊は奮い立ったとか。 夕食は13人で。久々に華やかな会話が飛び交う夕餉となった。仲間が揃った、と皆が感じる。 夕食後は談話室で更に語らう。話題は、『どうやってこの基地に再度もぐりこめたのか』である。 坂「射撃教官とは、また変わった建前でいらっしゃいましたね、俺さん」 俺「私もまさか、こういう命令が出るとは思わなかったんですよ」 バ「寝耳に水?だったんですか?」 俺「まさにそれ。周りに聞いても、皆首を傾げるばかりで」 ミ「本当に知らないんですかw?」 ミーナ、お前じゃなかったのか?という目で廻りに見られて ミ「違うわよ!私・・・其処まで頭廻らないもの・・・・」 赤面して否定する。本当らしい。 ふむ??だれが?と幹部連は首をかしげる。隊員たちはそんなことはどうでもいい、とニコニコして俺と カヨを見ている。 坂「命令は誰が署名を?」 ミ「例のガランド少将。でも、俺さんも知らないというからには、別のルート、かしら?」 バ「おい。リベリアン。何か知っている顔だな?」 シャーリーに目を留めたバルクホルン。そういえば、さっきからニヤニヤしている。 ル「あれ?シャーリーが何か工作したの?」 シ「えーと。たぶん、実はそう」 エエーッ!皆驚く。おまえ、そんなに影響力あるのか!陰の実力者だったのか! シ「いやさあ、クレー習ったときに、ふと思ったんだ。射撃教官なら、大手を振って何度かこれるだろう ってね。」 皆、話しを聞く。 シ「でも、お偉いさんの知り合いなんていないし。思い当たったのがアフリカのゴッドフリー大尉でさ」 ミーナ、坂本、バルクホルン、そして俺と香代子には旧知の名前だ。香代が懐かしそうな顔をする。 香「ああ!ジェーンさん!きれ可愛いあの人ですね!」 シ「そそ。香代と仲いいんだってな」 幹部は苦笑い。掛け金どうし、仲がよくなったかw。 シ「彼女とバカッ話しながら、俺さんの話題に振って。当然食いつく。ああ、俺さん?伝言頼まれました」 ん?なんだい?という顔の俺。 にやりと笑うシャーリー。 シ「ジェーンとドミニカ、二人からで」 シ「『俺さん!大好き!二人いっぺんにお嫁に貰って!』だそーです、よっ♪」 俺が固まる。何人かはお茶を噴出す。わなわなしているのは某。 香「きゃー!お二人からってすっっごい!とっても綺麗なウィッチですよ!あの二人!」 火に爆薬を投げ込んで喜ぶ香代子。 ミ「・・・・おれさん、後でお話が! それで?シャーリーさんw?」 火の粉の発生源、笑顔におびえる。責任はある。 シ「ごめ。えと、それで・・・俺さんの特技である射撃で、何とか501に縁をつけたいと、二人に説明した」 シ「ほれ、ドミニカ達は、アフリカの3連星が猫かわいがりしているウィッチ隊所属だから、自動的に 3連星が動くかな、と期待したのさ」 3連星の話題で笑い出す隊員。伝説の3連星。 シ「向うからの話で知ったんだけど、俺さん?」 今度はどんな爆弾だ?という疑惑の目で俺が見ている。 シ「ごめん。えとね、3連星、俺さんのことを気に入ってるんだって!」 男からも人気なのね!と周りが囃す。俺の顔は『関知したくない』という表情。 シ「で、3連星が動いてくれて、推薦状を連署でだして。最後はガランド少将が許可を出した、って ことかな? 最後はよくわかんないんだけどさ。まあ、うまくいってよかったよ。でも、時間が かかってごめん。もっと早ければよかったよ」 俺「シャーリーさん、有難う。なんとお礼を言ったらいいのか・・・。有難う」 俺が頭を下げる。ミーナも。怒りは恩人には向けられない。 シ「い、いいんだよ。うまくいってよかったさ!はい!これでお仕舞い!」 さっぱり気質のリベリオン人である。 ―夜の径― ミーナ視点 楽しい食後の会話の後、皆は風呂場に繰り出していった。私は彼と散歩。三ヶ月ぶり・・・。 俺「逢えなくて辛かったよ・・・すまなかった」 私も・・・。でも、いいの。ゆっくりお話できるし。 俺「手紙、気付きました?」 えと・・・なんでしょう? 彼の手紙は、いつも当たり障りのない内容だった。私には、ちょっと物足りなかったわ・・。本人には いえないけれど・・・。もっと囁いてほしいこともあるの。恋する女心よ。 俺「えっと・・・。手紙の頭文字を縦に並べると、ある意味に・・・なるようにしたんだ」 ちょっとまってね? 内ポケットから、貰った手紙を全部出す。そう。いつも持ち歩いていた・・・。 彼の顔、嬉しそう。そうよ、あなたといつも一緒にいました。 どれでもいいの?直近の手紙を開く。 俺「最初の一文字を、真下に続けて読んでみて?」 イッヒ・リーベ・ディヒ・・・あらっ! 俺「検閲に備えすぎた。ごめん」 思わず、彼の胸に飛び込む。有難う。気付かなくてごめんなさい。 しっかり囁いてくださったのね♪ あ。そうだったわ。ねえ、「月が綺麗ですね」って?あなたの手紙、最初の頃に扶桑の文字で書かれて いたあれ。美緒に翻訳してもらったんだけど・・・意味があるのか、なって。 俺「坂本君は、何か言いましたw?」 ええ。暫く考え込んで笑っていたわ。でも、意味は本人から聞けよ、って。 俺「扶桑では『愛』は歴史の浅い言葉で、それまでは『情』でした」 ジョウ? 俺「情けとか奥深い意味がある言葉。それで男女間の気持ちも表していたんだ。でも、もっとはっきりした 直接的な表現が必要になって『愛』が普通になった」 ええ・・・ どうつながるのかしら。 俺「愛が使われる前に、アイ・ラブ・ユーを翻訳した扶桑の文豪が「月が綺麗ですね」とね」 そういうこと!有難う。確かに検閲には・・・w 俺「うん。無粋な担当をからかってやろうかとw。坂本君が翻訳してくれるだろうし」 抱きあったまま、二人で笑う。美緒ってば・・・教えてくれればいいのにw。でも、これなら誰にも 解らないわ。気遣ってくださって有難う・・・。 あ。あなた・・・前にテラスで・・・? 俺「私から最初に言いたかった。でも、怖くもあって・・・」 オブラートにくるんでくださったのね。 キスして・・・・。あなた・・・・。 *********** 了 *************** 1-11終 蒼穹の絆1完 ttp //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293296180/ 635 名前:ヘタレ ◆aoV/Y6e0aY 投稿日:2010/12/27(月) 20 17 43.77 ID ekH8pssW0
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シャーリグラーマ No.345 種別 アルカナ 聖霊力 Lv5 レアリティ Sレア 勢力 ローゼンベルク 効果 相手に500か1000か1500のダメージを与える illustrator イラストレーター 戻る
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朝、食堂 マリオ「おい、僕中尉。今日はオモシロイ物が来るらしいぞ」 僕「へぇ?なんだそれ?」 2人で朝食のハムバンを齧りながら話す。 さすがスパゲッティを砂漠で茹でる冗談のある国だ。 朝飯の出来具合にも手を抜かない。 マリオ「今までのストライカーよりも速い”ジェットストライカー”とか 言うやつだってさ」 僕「ふぅん」 話半分で先任の話に答えてチキンブロスを飲む。旨い。 マリオ「つまらん反応だな。元スピード狂なら食いつくかと思ったんだが」 僕「僕だって見境なく食いつくわけじゃないさ。一応それなりの分別はある」 まず、スピード狂だった覚えはない。 マリオを軽くあしらってからマカロニを口に放り込む。 扶桑海軍での食事も良かったがここも良い。 マリオ「おいおい、まるで毒を抜かれたようじゃないか。先日のアレが効いたのか?」 口に含んだ食後のカフェオレを吹き出しそうになる。 ここで言うアレとは禁錮が解除される寸前に起きた一悶着のことだ。 僕「ば、バカ!ここで言うな!」 マリオ「おーおー、こちらはとーっても楽しいぜ」 慌てて食器を片付け、ニヤける先任から逃げようとしたが遅かった。 マリオ「そういや俺を寝かせた後どこに行ったんだよ?まさかイェーガー大尉と1時間もシケこんでたのか? こっちに来て早々からたまらんなぁ、扶桑の色男?」 こいつ気付いていたのかよ。陽気なロマーニャ人め。腹の中で毒づく。 結局僕は廊下を抜け、歯を磨いて格納庫に向かうまで、先任の質問責めに耐えるハメになった。 僕「1日の初っ端からこれかよ…」 どっと疲れたような気がした。 滑走路脇 先任に冷やかされながら格納庫に近づくと、滑走路脇に人だかりが出来ているのが見えた。 何事かと思い、近くにいた整備兵に訊いてみる。 僕「おい、何があったんだ?」 整備兵「あ、僕中尉じゃないスか。何でもレシプロ対ジェットで上昇限界を競うみたいっスよ。 それよりもウィッチの撃墜方法を教えてください」 僕「そうか、ありがとう」 いつの間にかあの出来事は知れ渡っていたらしい。 要件だけ聞いてそれ以上を追求される前に整備兵から逃げる。 僕「だから変わった音がしていたのか」 先程からいつも聴き慣れているレシプロ魔導エンジンの音と それとは別に掃除機の吸引音を暴力的にしたような音が聴こえてくる。 管制塔から離陸許可を得たのか、ジュラルミンの地肌が輝くP-51Dを履いたシャーリーと 見慣れない赤いストライカーを履いたバルクホルン大尉が滑走路を駆け抜けた。 想像以上の轟音に思わず耳を塞ぐ。 僕「なんだあれは…」 同じことを考えたのか周りの整備兵も目が点になっていた。 あっという間に滑走路の端まで行き、信じられないような角度と上昇速度で 2人がロマーニャの青空を駆け上がって行く。 加速によって急激に圧縮された水蒸気で鋭い飛行機雲を描くのが見える。 僕「あれがジェットストライカーなのか…」 甲高い吸気音と全てを吹き飛ばすような加速を体感したからか、口からそんな言葉が転げ落ちた。 マリオ「凄いな」 先任が唖然として呟く。 僕は既に見難くなりつつある2人をよく見ようと、胸ポケットから丸眼鏡を取り出して掛けた。 やや霞がかったように見える視界がクリアになる。 ほとんど水色一色だった青空に濃淡と薄い雲がかかっていることが分かる。 更に目をこらすと垂直に飛行機雲描くケシ粒のような2つの点が見えた。 片方のケシ粒はある程度まで上昇すると、そこから先はほとんど動かなくなったが もう片方はまだ飛行機雲を描いて動きつづけている。 恐らく動かなくなった粒はシャーリーで まだ動いている粒はバルクホルン大尉だろう。 僕「…すげぇ」 マリオ「やべぇな…」 在り来りな感想を述べて空を見続ける。 マリオ「砲弾かよ…」 僕「かもな…」 2人が帰ってくるまで、それ以外何も言えずに空を見ていた。 再び滑走路脇 僕は昼飯をウィッチとは別の食堂で済ませ、午前と同じ場所を陣取る。 ハルトマン中尉を飴で「懐柔した」マリオによると、次は搭載量勝負らしい。 僕とマリオで簡単な予想を立てる。 マリオ「あの推力じゃあ、13mm4丁は固いな」 僕「腕が2つしか無いのにどうやって持つんだよ」 思わず突っ込む。 マリオ「あの怪力大尉の事だ、両手に2丁と肩に2丁ぐらいかけても違和感は無いだろ。 もしかするとスツーカの37mm2丁と30mm機関砲を担いでくるかもな」 僕「まさかな…」 いつもの冗談だと思い笑って済まそうとしたが、滑走路を見た瞬間に笑えなくなった。 隣の先任も同じらしい。 マリオ「嘘だろ…」 滑走路上に見えたのは高射砲と見紛うような砲を背負い、30mm機関砲の弾をたすき掛けにし 両手に箱から筒が出ているだけにも見える30mm機関砲4門をぶら下げたバルクホルン大尉の姿だった。 僕「ネウロイの巣に殴りこみでも掛けるのか…」 空飛ぶ戦艦のような武装に目を張り、唖然として呟いた。 良く見えなかったが隣のシャーリーはBAR1丁と追加弾倉を幾つか、である。 あれでも重装備の部類に入ると思われるが、隣のバルクホルン大尉と見比べると随分軽装に見える。 マリオ「…飛行試験、だよな?」 僕「実戦とは聞いていないが…」 2人が再び滑走路を駆け抜けていく。前回よりかは遅いように見えるがそれでもかなり高速だ。 2人が滑走路から飛び立つと、先任は首からぶら下げた双眼鏡を覗き込んだ。 僕は丸眼鏡をかけ直して阻害気球のある方向に目を凝らす。 遠雷のような音と共にどちらかが撃墜したのか、阻害気球に充填された水素が爆発しているのが見えた。 マリオ「バルクホルン大尉が1機撃墜…2、3、4…」 僕「シャーリーはどうだ?」 淀みなく撃墜数を数える先任に訊いてみる。 マリオ「バルクホルン大尉に先行されて1機も撃墜出来ていない。…あ、また1機撃墜」 完全に遅れをとっているようだ。 ジェットストライカーにいいように振り回されているのを見て、絶望的な気分になった。 僕「レシプロで音速超えは無理かな…」 思わず呻いてしまった。今晩あたりに会えたら対策でも伝えておこう。 格納庫 ジェットストライカーとレシプロストライカーの比較実験が終わった日の夜、僕は1人でP-51の整備をしていた。 本来ならば今日のP-51の整備当番はマリオになるがアイツは マリオ「今日はジェットに負けた大尉を慰めてやれよ」 と言って仕事を押し付けてまた飲みに行きやがった。 職務怠慢で中佐に言いつけてやろうかと思ったが、シャーリーに伝えたいこともあるのでありがたく交代した。 僕「さて、じっくりと見聞しますか」 P-51の外装を全て外して片手に懐中電灯を持ち、パーツを1つ1つ照らして目視確認を行う。 懐中電灯を照らすと、動力を伝えるパイプにクラックが入っていた。 そのパーツの交換時期まではまだ時間はあるが、次飛ぶ時に何があるかわからないので ボルトを固定する為の回り止めワイヤを、ニッパで切り取ってボルトを外す。 そのパーツを取り外して新しいパーツを取り付ける。 ボルトナットを締め、規定のトルクで固定した後に新しいワイヤを掛け 僕「整備不良で墜落しました、なんて洒落にならないからな…」 1人呟いて、整備日誌に交換したパーツ番号を書きこむ為にP-51の整備マニュアルを読み返していると シャーリー「あれ、今日の整備担当はマリオじゃないのか?」 僕は驚いてマニュアルを取り落としそうになった。 僕「飲みに行くから任せたと言われまして。それと毎回驚かさないでくださいよ…」 シャーリー「ん~?あたしは驚かすつもりは全く無いんだけどなー」 格納庫のシャッターに体重を預けているシャーリーが答えた。 体重を更にかけてその反動でこちらに向けて歩き出す。 シャーリー「ちょっと見ててもいいか?」 僕「構いませんよ」 僕はそれだけ答えて、もう片方のストライカーの目視点検を始める。 シャーリーは近くにあったパイプ椅子に背もたれをこちらに向けて 跨るように座り、こちらを見物することにしたようだ。 ストライカー全体を確認した後、パーツごとに懐中電灯を照らしてみたが こちらのストライカーにはクラックも、飛行時間ごと交換するパーツも無かったので ワイヤを外して全てのボルトをトルクチェックした後、新しいワイヤをかけ直して外装を戻す。 整備日誌に「左異常ナシ、各部増し締めとワイヤかけ直し」と書き込み、整備確認者欄に僕の名前を書く。 整備日誌に必要事項を書き込んだ後、休憩しようと思いココアを飲むか訊いてみる。 僕「ココア、飲みます?」 シャーリー「あ、じゃあ一杯くれよ」 僕「了解」 それだけを話してから休憩室へ向かった。 整備中隊の休憩室で2人分のココアを作り 近くにあった砂糖の入った缶と2つのスプーンを持って、作業台へ戻る。 シャーリーは暇だったのか背もたれに凭れて椅子を前後に揺らしていた。 作業台の上に砂糖の缶をおいて、ココアとスプーンを渡す。 僕「どうぞ。砂糖をどれだけ入れるかわからなかったので、砂糖は入ってません。自分で調節してください」 シャーリー「お、ありがと」 僕はスプーン1杯分の砂糖を缶から掬ってココアに入れる。 シャーリーも同じようにして砂糖を掬って入れる。 1杯、2杯……5杯か。甘いものが好きなんだな。 2人して無言のままココアをかき混ぜてから一口飲む。 僕が2口目を飲もうとすると シャーリー「なぁ、ジェットストライカーにはどうやったら最高速で勝てると思う?」 と尋ねてきた。 昼間の結果が堪えているらしい。かなり真面目な顔でこちらを見ていたので 僕「そうですね…」 足を組み替えて少し考える。 僕「十中八九、無理ですね」 シャーリー「なんだよー、イキナリ結論かよー」 シャーリーが口を尖らせて言った。 ジェットストライカーの優位性を見せられたあとでは悲観的な気分にもなる。 僕「レシプロ側の当事者だったら、無理だってことが一番身に染みているでしょ」 シャーリー「えー、でもさー出来れば勝ちたいと思うじゃん?」 諌めるように言ってみるがシャーリーが駄々っ子のように椅子を前後に揺らす。 ココアを渡す前は揺りかごで、今はロデオといったところか。 僕「…多分これだけの改造を行えばジェットにも勝てるかもしれませんが」 そう言って懐から自室で暇つぶしにアイデアを書きなぐった藁半紙を取り出し、シャーリーに見せる。 シャーリーが覗き込んだ。 17にしては発育の良い胸が目の前に近づく。…ヤベ、鼻血出そう。 僕「まずは塗装をすべて剥がして全体を鏡面仕上げにすること。 これは塗装分の機体重量を減らし、鏡面仕上げで空気抵抗も出来る限り減らします。 次に現在使われているアルミ合金のパーツを、一部マグネシウムに置換すること。 これも軽量化の一環です。あとは過給器の回転数を上げて純メタノールを直噴し……」 シャーリー「あー、言いたいことはよーく分かった。今は無理って事でいいか?」 1つ1つ説明しているとシャーリーが僕の説明を遮って訊く。 僕「残念ながら…」 シャーリー「だーっ!そんなにメンドくさいのかよー!」 絶叫とともに後ろに倒れようとして、椅子ごとひっくり返りそうになった。 驚いて椅子から腰を上げそうになる。 シャーリー「うぉっとっと」 何とか体勢を戻した。 さすがパイロットとだけあって運動神経は良さそうだ。当たり前か。 浮き上げた腰を椅子に落としてから訊いてみる。 僕「まぁ仕方ないですよ。僕達は戦争をしているんですから。 今からでも、壊さない程度にエンジンの回転数を上げておきますか?」 ジェットストライカーが格納庫内に残っているのを見る限り、また明日も比較試験をするのだろう。 少しでも長く逃げられるように、と考えて提案してみると シャーリー「よっしゃ、一緒にやろうぜ!」 と言って手に工具を持って立ち上がる。うれしそうだ。 僕「了解です」 僕も工具を手にとって調整をすることにした。 『反撃』へ続く
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兄妹たちの涙と温もり時々エロスの軌跡及びプロフィール 血風スロ兄編 怪傑です兄編 風雲ガノタ編 悶絶じゃが妹編 急襲唯一神編 遊星名無し達編
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ロリスとかアリスとかよく分からんけど、なんか更新合戦になってたくさいので編集制限をかけました -- (管理人) 2011-05-22 18 47 57 ロリス、アリスの違いって何かあるのかしら? -- (管理人) 2011-05-22 18 49 40 乙です。きっと余所のネタなんじゃないかなあ<違いって~ -- (望崎) 2011-05-22 20 26 43 p10216-ipngn100102takakise.saga.ocn.ne.jp よく分かんないんで、何か意図があれば説明ください -- (管理人) 2011-05-22 23 04 49 ロリス、アリスの違いって何かあるのかしら? 東方ネタじゃね? -- (TFP) 2011-05-22 23 18 05 東方ネタは東方Wikiで ネタの押し付けと持ち出しは寒いと思いました… -- (管理人) 2011-05-23 00 14 13 ピクシー・リリムの必要平均レベルは35 -- (黒天) 2011-05-23 01 30 23 ネビロス、ベリアルは「PT内に存在する必要がある」が正。 -- (望崎) 2011-06-06 00 28 49 東 東 ふたばの煽りはふたばでやりましょう 管理人が率先してなにやってんの -- (名無しさん) 2012-05-11 12 37 40 どの辺が煽りなのか良く分からないんだが メガテン以外の内容を入れられるのは正直困るなぁ -- (名無しさん) 2012-07-08 16 27 50 発見ですが「あなたが生きていること」 サマナーですが、あなた死亡状態でネビロス生存で倒した際に アリス仲間フラグが起きませんでした。 当然といえば当然ですが。 -- (774) 2012-12-29 10 22 06 ↑書いた本人ですが、同条件で仲間に入りました。 修正ファイルとかパッチでなんかあったのかもしれませぬ。 とりあえず大丈夫そうなので上記の注意点満たして取得してくだされ。 -- (名無しさん) 2013-03-18 23 00 35
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主人公っぽい俺 2へ戻る 主人公っぽい俺 4へ続く 主人公っぽい俺 一覧へ戻る 896 名前:主人公っぽい俺[んじゃいくよー] 投稿日:2010/11/23(火) 04 44 42.30 ID 7HThS5v20 俺「ストライクウィッチーズ?」 308から 次の日からさっそくテストが始まった。 さすがにいつもの訓練の後にテストをするのは体力が持たないということで、午前中までということになった。 坂本さんが残念そうな顔をしてたが気にしないことにした。 整備俺「うん、念動系は安定感があるね」 俺「そうっすね、なんか細かい調整をしなくていいんで楽なんです」 シャーリー「はは、なんか分かる気がするよ」 今日はシャーリーさんに協力してもらい「加速」の実験をしている。 振り子を魔法で加速させるというものだ。 整備俺「よし、本日のテストは終了ー。お疲れさん」 俺「ふー、疲れたぁ」 シャーリー「じゃあ、また一緒に風呂に入るか?」 俺「うぇ!?」 897 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/23(火) 04 51 11.96 ID 7HThS5v20 整備俺「ほう、もうそんな仲になってたとはねえ。見た目より早熟みたいで」 俺「違います!」 シャーリー「なんだよー。私と同じ風呂には入りたくないのかー?」 俺「それとこれとは話が別というか……って、そうじゃなくて!」 整備俺「はは、さあて。俺はデータをまとめてくっかね」 シャーリー「おー、おつかれさーん。がんばれよー」 整備俺「あいよー」 整備俺「さあて。ありゃ、技術部からの書類だ。こんなとこに落としちゃってたのか」 整備俺「ん?この機能は……」 898 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/23(火) 04 52 10.37 ID 7HThS5v20 個室としては基地内では一番広いであろう一室。 一介の整備士である自分がこの部屋を訪れることなどまず無い。 整備俺「ふう、そんじゃ行こうかな」 数回ノックして扉を開ける。 整備俺「『整備俺』兵長、入ります」 ミーナ「お疲れ様です。用件は何でしょう」 我等が501JFWの隊長は一仕事終えた後のようだった。 整備俺「現時点でのテスト機の動作実験結果及び俺テストパイロットの固有魔法調査結果を提出しに参りました」 ミーナ「わかりました。技術部に提出しておきます」 整備俺「よろしくお願いします。それともう一つ」 整備俺「テスト機に組まれているある機構について、少々お話がありまして」 ミーナ「機構?」 整備俺「ええ。機体担当とはいえ、自分一人で判断するには難しい問題でありまして」 ミーナ「難しい問題って……。どういうことか説明してください」 整備俺「もちろんです。まず……」 899 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/23(火) 04 53 32.48 ID 7HThS5v20 翌日、訓練終了後にミーティングルームにて俺の機体についての説明会が開かれた。 坂本「オーバーブースト?なんだそれは」 ミーナ「そうね、言うなればエンジンのリミッターが外れた状態と言ったところかしら」 バルクホルン「それで、具体的にはどのようなものなんだ?」 ミーナ「俺君の機体は魔力を一旦俺君に供給し、俺君の体から再び機体に送り込まれる構造なのは知ってるわね」 ミーナ「その俺君の体へ魔力を供給する際に、普段は魔力量を調整するリミッターが備わってるの」 ミーナ「そのリミッターを解除し、俺君への魔力の流量を大幅に増やすことで機体に送れる魔力量も増やすことが出来る装置。それが『オーバーブースト・システム』であり、それが作動している状態をオーバーブーストと言うの」 シャーリー「つまり最大出力が大きくなるってことか?」 俺「それ凄いじゃないですか!それがあれば固有魔法ももっと使えるかもしれない!」 ミーナ「それが、そんなに単純にはいかないみたいなの」 俺「え?何でですか?」 ミーナ「言ったでしょ、この機能を使うということは俺君の体に大量の魔力を供給するということよ」 ミーナ「今でも体への負担は小さくないはずなのにそこへ更に負荷をかけたら……」 坂本「最悪、命にかかわるかもしれない、ということか」 宮藤「そんな!」 坂本「安心しろ。そうならないためのリミッターだ」 900 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/23(火) 04 54 22.96 ID KSqLRtLo0 支援 番外編やるとか言ったけどネタが思いつかねーや 901 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/23(火) 04 55 40.75 ID 7HThS5v20 ミーナ「昨日、担当整備士とも相談したんだけれど、この機能は当分使用禁止にします」 シャーリー「まあ、そういうことなら当然か」 俺「はあ。わかりました」 ミーナ「それではこれで解散とします。俺君はハンガーへ行って整備士から詳しい説明を受けておいてね」 俺「了解っす」 シャーリー「なあ中佐、私もついていっていいかな?その機能についてもう少し詳しく知りたくてさ」 ミーナ「ええ、構わないわ」 シャーリー「よし、それじゃ行くか俺」 俺「はーい」 宮藤「……なんか俺君とシャーリーさんって最近よく一緒にいるよね」 リーネ「そうだね、なんていうかお姉さんと弟みたい」 宮藤「え、あっ。そう言われればそうかも……」 宮藤「そうだよね、お姉さんと弟。だよね……」 902 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/23(火) 04 56 35.97 ID 7HThS5v20 シャーリーさんと一緒にハンガーへ到着した。 ユニットが並ぶ中に異彩を放つオレンジの機体。 その機体とファイルを交互に見比べている見慣れた姿があった。 シャーリー「おーい、整備俺ー!」 整備士さんが俺たちに気付く。 呼んでいたファイルを閉じ軽く手をあげた。 整備俺「やあ、もう隊長から説明は受けたかい?」 俺「はい。オーバー……ブースト?でしたっけ」 シャーリー「それそれ、具体的にどんなもんなんだ?」 整備俺「隊長からも聞いただろうけど、要するにリミッター解除装置だな」 整備士さんはストライカーユニットの吸気口辺りを指差した。 整備俺「ほら、ここにダイヤルみたいなものがあるだろ?」 俺「あー、これっすか?」 シャーリー「これを回すとリミッターが切られるのか?」 整備俺「その通り。……なあ俺、墜落したことはある?」 俺「いや?まだないっすけど……」 903 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/23(火) 05 01 40.74 ID 7HThS5v20 整備俺「もし飛行中にオーバーブーストを使った場合、機体が制御できなくなるかもしれない」 整備俺「最悪、墜落する可能性だってある。そんなものを使わせるわけにはいかない」 俺「墜落……」 整備俺「理解してくれたかな?」 俺「あ、はい!了解です」 整備俺「ありがとう。それじゃ、また明日もテストがあるから今日はもう休みな」 俺「わかりました。それじゃお休みなさーい」 俺君がハンガーを出て行った。 その後ろ姿を見送り、ふと後ろに視線を感じた。 整備俺「どうかしたの?」 シャーリーさんがじっと俺の顔を見ていた。 904 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/23(火) 05 05 03.32 ID ZFxlWtxm0 支援 905 名前:主人公っぽい俺[ここから整備俺のターン!] 投稿日:2010/11/23(火) 05 06 07.67 ID 7HThS5v20 シャーリー「なあ、もしオーバーブーストを使ったら本当は俺はどうなるんだ?」 女はカンが鋭い、と親父が言っていたけど本当にそうだと思う。 整備俺「さっき言った通り、になるかは正直わからない」 そう、厳密に言えば『わからない』のだ。テストも行っていない装置を使ったらどうなるかなど。 シャーリー「まあ、そんなところだと思ったよ。でも、テストぐらいはやったほうがいいんじゃないか?」 実際に動かしてどうなるかを見るのがテストだ。もちろんこの装置だってテストすべき物の一つだ。 でも、俺の中の一つの心配がそれを拒み続けてる。 整備俺「もし、もしそれで俺君が飛べなくなったら……なんて考えちゃってね」 奇跡的に魔力を扱える身体になったからといって、無茶をしたら俺君にどんな影響がでるのかわからない。 整備俺「正直今の固有魔法のテストでも肝を冷やしてるんだ。いや、本当はユニットを使うたびにヒヤヒヤしちゃってたりして」 整備俺「オーバーブーストだって、もしかしたら俺君の可能性を広げるかもしれないのにな……」 過保護と言うのかな、この状況は。 シャーリー「なんていうか、まるで父親か何かみたいだな」 整備俺「おいおい、この年で子持ちは……って、案外ありえなくもない歳かな」 906 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/23(火) 05 07 08.98 ID i8QRgzj10 支援 907 名前:主人公っぽい俺にかわりまして整備俺がなんたら[] 投稿日:2010/11/23(火) 05 09 44.97 ID 7HThS5v20 シャーリー「あんまり心配しなくても、あいつは大丈夫だよ。きっと」 シャーリー「それに、もしあいつが落ちそうになったら私が受け止めてやるよ!」 整備俺「うん……そうだな。俺君にはこの空で君達という最強の仲間がいるんだもんな」 彼女達と一緒なら、きっと大丈夫だろう。 シャーリー「そういうことさ。あんまり心配ばっかりしてると、お前の身が持たないぞ」 シャーリー「……お前、最近夜遅くまで俺の機体を整備してるだろ。データ処理だって一人でやってるし」 そう言ってシャーリーさんは少し俯いた。 整備俺「あー、なんだ知ってたの。まあ俺に出来ることはこれくらいしかないしね、どうってことないよ」 シャーリー「無理しすぎて、お前が倒れたらどうするんだよ。俺が……心配するだろ」 シャーリー「私だってさ、その……心配、なんだぞ?」 整備俺「ごめん、今の心配なんだぞ?ってとこ、もう一回俺の目を見て言ってくれない?」 シャーリー「……ばーか、何言ってんだよ。もう……」 恥ずかしいのか顔を隠すように伏せてしまった。 その顔を覗き込もうとしたら叩かれた。 908 名前:主人公っぽい俺にかわりまして整備俺がなんたら[] 投稿日:2010/11/23(火) 05 13 27.69 ID 7HThS5v20 整備俺「いたた、何すんの」 シャーリーさんが顔を上げる。 シャーリー「見るなよ、恥ずかしい」 頬を赤く染め照れる彼女は、普段のグラマラス・シャーリー以上に魅力的だった。 なんとなくこっちも恥ずかしくなってきて、背中を向けた。 整備俺「あー、ゴホン。そういえば明日は俺君の飛行訓練だろ?ついでに機体のテストをやっちゃいたいんだけどさ」 シャーリー「な、なんだよいきなり。えっと、なんのテストだって?」 整備俺「飛行時の機体性能のテスト。それで、空で俺君に指示をしてくれると助かるんだけど、お願いしちゃっていいかな」 シャーリー「お安いご用だけど指示を出すなら無線でいいんじゃないか?」 整備俺「まあ、そばにいる人間のほうが何かと細かい指示も出しやすいと思ってさ」 909 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/23(火) 05 15 21.86 ID 7HThS5v20 シャーリー「ふーん、よしわかった。任せてくれよ」 整備俺「ありがとさん。それじゃ、俺も今日は早く寝ようかな」 シャーリー「そうだぞー。睡眠はしっかり取らないとなー」 整備俺「また誰かさんに泣かれちゃっても困るしねえ」 シャーリー「んなっ!?泣いてないぞ!」 整備俺「ははは。ほら、ハンガーの明り落とすよ。早く出た出た」 シャーリー「むうー。まあいいや、それじゃまた明日なー」 整備俺「おーう」 整備俺「さて、ああは言ったけどテストの申請書を書かなきゃいけないんだよな……」 整備俺「もう一頑張りしますか……?」 振り返るとそこにはウサギ耳の先まで充血するほどお冠な人が。 910 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/23(火) 05 18 14.69 ID 7HThS5v20 シャーリー「お前、そんなに私を心配させたいのか!?」 シャーリー「なんだよ、これじゃ勝手に心配してる私が馬鹿みたいじゃないか!」 そう言って目を潤ませる彼女。 整備俺「あああ、本当に泣かないでくれよ!俺が悪かった、ごめんな?」 まずい、本当に泣かれてしまった。 どうすればいいかわからなかったのでとりあえず頭を撫でてみた。 シャーリー「うう、なんだよー。ばかぁー」 整備俺「ごめんってば、泣きやんでくださいよシャーリーさん」 シャーリー「誰のせいだよお。ぐすっ」 整備俺「あー。すまなかった、もう本当に無理はしない。夜だってすぐに寝るよ?」 シャーリー「ホントにホントだな?今度うそついたらバイクに縛って引きずりまわすぞ?」 整備俺「そりゃ怖い。ほら、袖で拭うと赤くなっちゃいますよ?」 ハンカチでで涙を拭いてあげる。 今日に限ってハンカチを持ち歩いてた偶然を神に感謝だ。 シャーリー「むー、子供扱いするなよー」 整備俺「はは、そんじゃ部屋まで送らせて頂きますよ」 整備俺「その後はまっすぐ自分の部屋に帰って寝ます。約束する」 シャーリー「うん、わかった……。絶対寝るんだぞ?」 911 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/23(火) 05 20 22.48 ID 7HThS5v20 整備俺「絶対寝るよ。それじゃ、行こうか」 シャーリー「うん。……なあ、暗いから手。繋いでくれよ」 潤んだ目と上目遣いでそんなこと言われて従わない男がいるはずない。 少し恥ずかしかったけど、彼女の白く細長い手を掴む。 整備俺「えっと、これでいいでしょうか?お姫様」 シャーリー「やっぱ馬鹿にしてるだろ、おまえ」 整備俺「照れ隠しだよ。俺だって恥ずかしいんです」 シャーリー「ふふ、それじゃ私をエスコートしてくれよ?」 整備俺「了解しましたよ、姫君様」 シャーリーさんの手を引いて歩き、部屋の前で彼女と別れた。 自分の部屋に辿り着きベッドに着のままで飛びこむ。 体に残る疲れとさっきまでの手の温もりが、意識を深い眠りへと導いてくれた。 912 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/23(火) 05 22 12.58 ID 7HThS5v20 今日はこんなところです 気がついたら 俺→宮藤√ 整備俺→シャーリー√ という二段構えになっていた不思議 それではおやすみなさい 913 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/23(火) 05 27 36.72 ID ZFxlWtxm0 乙! なんという弐段構え… 主人公っぽい俺 3.5へ寄り道する 主人公っぽい俺 4へ続く
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登録日:2012/04/10 (火) 09 58 06 更新日:2021/10/26 Tue 00 35 14 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 クラフト 必殺技 技 時々カオス 英雄伝説 軌跡シリーズ クラフトとは、RPG『英雄伝説 軌跡シリーズ』における“技”や“必殺技”に該当する物の呼称である。 プレイヤーは各キャラ毎に固有のこれらを駆使して戦いに臨むことになる。 【概要】 技である以上、基本的に各々が得意とする武器を通して繰り出されることが多い。 そのため、設定的に戦闘を得意とするキャラであれば直接的な攻撃力に富んだものを、そうでない者や導力魔法に長けたタイプならサポート系統のものを多く覚える傾向にある。 各キャラが戦闘でどのような役割を担うかは、 最大HPや攻撃力などの各種パラメータ 戦術オーブメントのライン配列(最大EPの多寡やアーツの使用適性に影響) などと並び、このクラフトの性能に大きく左右される。 大まかな分類と共に、いくつかの例を挙げてみよう。 《攻撃型》 まんま攻撃タイプ。状態異常、遅延、能力値変動などの追加効果を持つものも。 ○金剛撃(エステル・ブライト) 敵一体(強化後は対象が範囲に変わる)にダメージを与えつつ、準備中のアーツやクラフトを強制解除。 ○双連撃(ヨシュア・ブライト) 一度の行動で二度のダメージを与える。 《回復・防御型》 体力や状態異常などを回復したりするタイプ。 ○バイタルカノン(ティータ・ラッセル) 回復効果のある砲弾を打ち上げ、範囲内の味方を治療。 《サポート型》 敵味方の能力値を変動させたり、行動順を入れ替えたりと様々。 ○掛け声(エステル・ブライト) 自分を中心に、範囲内の味方の攻撃力を増加させる。 ○ケンプファー(クローゼ・リンツ) 愛鷹ジークの攻撃(?)により、敵一体の攻撃力・防御力を激減させる。 これらはあくまで一例に過ぎず、他にも様々なクラフトが存在する。 どこぞの剣帝は分身を作り出すクラフトを使い、挙句、その分身が本体と同様に攻撃してきたり……。ホント勘弁してください。 【CP(クラフトポイント)】 戦闘中に頻繁に増減する各キャラのパラメータとして、HP、EP、CPがある。 このうち、クラフトの使用時に消費されるのがCP(最大値は200で固定)となっている。 他のパラメータにも少し触れておくと、 HP:残り体力。最大値がレベルアップで成長 EP:アーツ使用時に消費される、各自所有オーブメントの残存導力。最大EPは店でスロットを改造することで増大 といった具合である。 CPは敵に攻撃を当てる、または敵から攻撃を受けることで少しずつ回復する性質を持つ。 大体の目安として、一体の敵に通常攻撃を当てた時の回復量は10程度。ただし“弱すぎる敵を攻撃しても回復量が少ない”という仕様もあるので、0から満タンを目指すのはちょっと面倒。 ちなみに、広範囲アーツなどで複数の敵を攻撃すれば一度での大量回復が見込める。上手くいけば、そのアーツ後に続けてSブレイク(後述)発動も可能になるかも。 【Sクラフト】 CPを全て消費して発動する、いわば超必殺技。条件が少々ややこしいが、通常のクラフトとは一線を画した性能を持つ。 仕様は以下の通り。 CPが最低でも100必要で、しかも使用後は必ずCPが0になる CPを200まで溜めている時のみ最大級の威力を発揮する(または何がしかの追加効果を得られる) 必ず命中する(『シャイニングポム』という、メタルスライム的なモンスターの狩りにうってつけ) CPが100以上あるキャラは常に入力待ち状態にあり、他キャラの行動に割り込んでいつでもSクラフトを発動可能(この発動形態を『Sブレイク』と呼ぶ) 特にSブレイクの意義は大きく、 弱っている敵に先回りして止めを刺す 戦闘中に度々発生する『STRボーナス』などを横取り可能(敵の邪魔をしつつ、自身の攻撃の威力をさらに増大させられる) ピンチでも割り込んで回復や防御ができる など、上手く活用すれば様々な恩恵を受けられる。 当然ながら、Sクラフトは行動順が回ってくるのを待って通常クラフト同様に使用することもできる。 ただし、Sブレイクで使用できるSクラフトはメニュー画面で事前登録した一つだけに限られる。 攻撃特化、回復・防御特化……といった別方面のSクラフトを持つキャラは、どちらを登録するかで運用方法が大きく変動することとなる。 【コンビクラフト】 零の軌跡で新登場したクラフト。 味方2人のCPを100消費し放つ連携攻撃。 Sクラフトより総じて威力が高く範囲も広い傾向にあり、雑魚の殲滅からボスの削りまで非常に役立つ。 消費CPは合計200であるものの、Sクラフトのように一人がすっからかんになることもないのでその後のケアがしやすいのも魅力。CPMAXからならコンクラ→Sブレイクなんてことも可能。 一方で2人同時行動なため、AT落ちの影響には注意。下手するとずっと敵のターン!になりかねない。 Sブレイクのような割り込み使用も不可能なので、使用タイミングには注意。 また一人用のSクラフトと違い、能力強化やマスタークオーツ効果の参照先が面倒なので把握しておく必要がある。まぁ片方だけ強化すればいいので楽と言えば楽だが。 碧の軌跡から追加されたバーストとも親和性が高い…と思いきや、バーストゲージを二枠使ってしまうので微妙。 バースト前にラッシュをかける時か、バーストゲージ最後の1枠を使うと効率的。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 味方を殴って回復させるクラフトや、時の結界でアーツ駆動を早めるクラフトなど、シリーズを重ねるほどにどんどん強くなってきてるな。 -- 名無しさん (2014-09-23 12 58 47) シャロンさんの回復クラフトが、めっちゃシュールで吹いた。お茶会かよ。 -- 名無しさん (2014-10-02 02 12 32) 名前 コメント
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ゲーム一覧(年代順) 1980年代 1984-03-12 デーモンズリング 1984-04-10 アステカ 1984-09-10 ドラゴンスレイヤー 1985-11-01 ザナドゥ 1986-10-01 ザナドゥ シナリオII 1986-10-06 ロマンシア 1986-10-24 太陽の神殿 アステカII 1987-06-21 イース Ancient Ys Vanished Omen 1987-07-10 ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー 1987-07-17 ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー(ファミコン版) 1987-10-08 イース(FM77版) 1987-12-20 ソーサリアン 1988-04-22 イースII Ancient Ys Vanished The Final Chapter 1988-06-24 イースII(X1turbo版) 1988-07-22 ソーサリアン 追加シナリオVol.1 1988-07-22 ソーサリアン ユーティリティVol.1 1988-10-21 戦国ソーサリアン 1988-12-23 ピラミッドソーサリアン 1989-03-23 スタートレーダー 1989-07-21 ワンダラーズ フロム イース(非公表) 1989-12-10 ドラゴンスレイヤー英雄伝説(非公表) 1990-1994年 1990-12-21 ダイナソア(非公表) 1991-03-21 ロードモナーク(非公表) 1991-10-25 ブランディッシュ 1991-12-20 ぽっぷるメイル 1992-03-19 ドラゴンスレイヤー英雄伝説II 1992-05-22 ぽっぷるメイル(PC-9801版) 1992-07-24 ドラゴンスレイヤー英雄伝説II(PC-9801版) 1993-03-12 ブランディッシュ2 THE PLANET BUSTER 1994-02-18 風の伝説ザナドゥ 1994-03-18 英雄伝説III 白き魔女 1994-06-10 ぽっぷるメイル(SFC版) 1994-11-25 ブランディッシュ3 SPIRIT OF BALCAN 1995-1999年 1995-03-10 ブランディッシュ Renewal 1995-04-28 リバイバルザナドゥ 1995-06-30 風の伝説ザナドゥII 1995-07-21 ブランディッシュ2 Renewal 1995-09-29 ブランディッシュ3 Renewal 1995-12-08 リバイバルザナドゥ2(「リバイバルザナドゥ2リミックス」より) 1995-12-29 イースV 失われた砂の都ケフィン 1996-05-24 英雄伝説IV 朱紅い雫 1996-10-04 ブランディッシュVT 1996-12-20 ロードモナークオリジナル 1997-04-25 新英雄伝説 1997-06-27 ソーサリアンフォーエバー 1997-12-12 ヴァンテージマスター 1998-04-24 イースエターナル 1998-10-30 モナークモナーク 1998-12-11 ブランディッシュ4 眠れる神の塔 1999-04-23 新英雄伝説III 白き魔女(Windows版) 1999-10-08 西風の狂詩曲 1999-12-09 英雄伝説V 海の檻歌 2000-2004年 2000-07-06 イースIIエターナル 2000-11-09 ソーサリアンオリジナル 2000-12-07 英雄伝説IV 朱紅い雫(Windows版) 2001-06-28 イースI完全版(「イースI・II完全版」より) 2001-12-20 ツヴァイ!! 2002-06-27 VM JAPAN 2002-12-19 ダイナソア リザレクション 2003-03-27 月影のデスティニー 2003-09-27 イースVI ナピシュテムの匣 2004-06-24 英雄伝説VI 空の軌跡 2004-12-24 ぐるみん 2005-2009年 2005-06-30 イース フェルガナの誓い 2005-10-27 ザナドゥネクスト 2006-03-09 英雄伝説 空の軌跡SC 2006-06-29 ぐるみん(PSP版) 2006-09-28 英雄伝説 空の軌跡FC(PSP版) 2006-12-21 イースオリジン 2007-06-28 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd 2007-09-27 英雄伝説 空の軌跡SC(PSP版) 2008-04-24 ヴァンテージマスターポータブル(PSP版) 2008-07-24 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd(PSP版) 2008-09-25 ツヴァイ2 2008-12-11 ツヴァイ!!(PSP版) 2009-03-19 ブランディッシュ ダークレヴナント(PSP版) 2009-07-16 イースI&IIクロニクルズ 2009-09-17 イースSEVEN 2010-2014年 2010-04-22 イース フェルガナの誓い(PSP版) 2010-07-29 イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ 2010-09-30 英雄伝説 零の軌跡 2011-09-29 英雄伝説 碧の軌跡 2012-07-26 那由多の軌跡 2012-09-27 イース セルセタの樹海 2012-12-13 英雄伝説 空の軌跡FC:改 HD EDITION(PS3版) 2013-04-25 英雄伝説 空の軌跡SC:改 HD EDITION(PS3版) 2013-06-27 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd:改 HD EDITION(PS3版) 2013-09-26 英雄伝説 閃の軌跡 2014-09-25 英雄伝説 閃の軌跡II 2015-2019年 2015-09-30 東亰ザナドゥ 2016-07-21 イースVIII Lacrimosa of DANA 2016-09-08 東亰ザナドゥ eX+(PS4版) 2017-05-25 イースVIII Lacrimosa of DANA(PS4版) 2017-09-28 英雄伝説 閃の軌跡III 2018-03-08 英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204-(PS4版) 2018-04-26 英雄伝説 閃の軌跡II:改 -The Erebonian Civil War-(PS4版) 2018-09-27 英雄伝説 閃の軌跡IV 2019-05-16 イース セルセタの樹海:改(PS4版) 2019-09-26 イースIX Monstrum NOX 2020-2024年 2020-04-23 英雄伝説 零の軌跡:改(PS4版) 2020-05-28 英雄伝説 碧の軌跡:改(PS4版) 2020-08-27 英雄伝説 創の軌跡 2021-06-24 那由多の軌跡:改(PS4版) 2021-09-30 英雄伝説 黎の軌跡 2022-05-26 那由多の軌跡 アド・アストラ(Switch版) 2022-07-28 英雄伝説 黎の軌跡(PS5版) 2022-09-29 英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-(PS5/PS4) 2023-04-27 イース・メモワール -フェルガナの誓い-(Switch版) 2023-06-29 東亰ザナドゥeX+ for Nintendo Switch(Switch版) 2023年内 イースX -NORDICS-(PS5/PS4/Switch)
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◆Sing GUMI,滲音かこい ◆Illust にじほななめ ◆Piano 佐原啓夢 ◆Music Movie ナカマケイタ/ロロP 翻譯:CR-39 http //www.plurk.com/CR_39 (翻譯於2014/09/10) (歡迎使用也請記得附上翻譯者名稱) 但願不要成為悲傷的謊言 「別定下任何約定」 這是我們之間唯一的約定 根本不可能分開 所以也沒有必要勾小指 對著那樣固執的我 笑著提出了約定 朝向數年後未來的話語 稍稍揪緊了我的心 對著蹲坐哭泣的我 悄悄地伸出的 那雙手的溫暖 希望它永遠不會消失 是呀多麼微小的事物也好 能將你聯繫在身邊的事物 哪怕只有一件也好 不需要那樣 大到無法守護的東西 多希望你的話語 不會成為悲傷的謊言 「別說出任何道別」 這就是我的回答 「真像你會說的呢」這樣笑著 卻連笨拙的笑容都無法作出 出發的笛聲高鳴 「才不會寂寞咧」 第一次向你吐出的 「謊言」 會不會為了 已經不需要的東西展開笑顏 曾與你共同看過的景色也好 你那笨拙的溫柔也好 多希望兩人至今 只有溫柔的過去 永遠不會 變成回憶什麼的 終於 春天到來 夏日飛逝 秋天乾枯 冬日逾越 日子不斷過去 你的聲音不斷遠去 然後被謹慎地告知 最後的話語 「永別了」 在逐漸模糊的景色裡 尋找你的身影 只是如此而已 不斷遠去這件事 一定多多少少 早就知道了 你的話語 只是 因為不起眼的事物 而微笑也好 與你一同歡笑的事情也好 多希望就這樣不會消失 會對你展開笑顏的 所以呀 說一句「我回來了」呀 多希望你的話語 不會成為悲傷的謊言 在我心中 永遠永遠
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